babshoの将棋ブログ

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「将棋倶楽部24でR2300になる法」に対する所感

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相当前になるが、2ちゃんねる掲示板に「将棋倶楽部24でR2300になる法」というスレッドがあった。少なくとも10年以上前で、ブログ主が将棋にのめり込んでいた時期にR2300を目指す際の参考にしていた記憶がある。

スレッドにはR2300になるためにやったことや、勉強法などについて書かれており、ためになる投稿もあったりする。R2300に到達した立場から、スレッドの投稿について所感を述べてみたいと思う。

 

【ブログ主の将棋歴】

 

以下、「将棋倶楽部24でR2300になる法」より抜粋

6:名無し名人
08/08/20 19:31:08 HS7KZFqw
【年齢】20代前半
【将棋歴】5~6年
【2300到達時の年齢】19
【勉強法・勉強時間】定跡の研究と詰将棋がほとんど
【お勧め棋書】四間飛車を指しこなす本(初段まで)、最前線シリーズ(初段以上)
【アドバイス、その他】若いうちに詰将棋たくさん解いておくのが良いかと

詰将棋たくさん解いておくのが良いのは同意。実戦はノリで指しても勝てることがあるけど、詰将棋はちゃんと考えないと解けないから考える癖がつく。

ブログ主は定跡はガチガチに勉強しなかったけど、R2300超えてる人は結構ガチガチに定跡暗記したりする人も多い。ここら辺は人によるかも。

 

12:名無し名人
08/08/20 21:55:24 SwG1lugk
【年齢】 30代後半
【将棋歴】 将棋を覚えたのは中1。将棋にハマりだしたのは30歳のとき
【2300到達時の年齢】 ごく最近
【勉強法・勉強時間】 ネット将棋で対局と高段者観戦
【お勧め棋書】 羽生の終盤術1巻、先崎の順位戦泣き笑い
【アドバイス、その他】 将棋は好きだったが
10代20代のころは月1~2回道場へ通う程度。
大会等は出たこともなかった。
それが将棋倶楽部24に出会ってハマってしまった。
若い人と違って強くなるスピードは遅かったと思うが
日課題をもって指したり観戦したりしたのが良かったと思う。
(ちなみに30歳のころはR1900だった)
毎日夜中PCに座り込む俺を、嫁と娘は将棋バカと呼んでます…

30歳から本格着手でR2300到達は凄いし、社会人から始めた人には励みになると思う。ただ「30歳のころはR1900だった」とあるように、既にR2300を目指す土台ができていたのは大きいように思う。実際はここまでが結構なハードル。

「毎日課題をもって指したり観戦したりしたのが良かった」には大きく同意。上達を目指すのであれば、これは何歳だろうがやったほうが良い。

 

16:名無し名人
08/08/20 23:17:34 lYb2j2Km
【年齢】 30代中半
【将棋歴】 10年
【2300到達時の年齢】 30代前半
【勉強法・勉強時間】 6段以上の1分将棋の観戦をしながら観戦記を書く
ただしまわりの迷惑にならないように直通で自分に送信する
【お勧め棋書】 羽生の頭脳(左美濃):先手3間飛車破り
【アドバイス、その他】 ひたすら6段に挑戦すること
1日に2時間張り付いて2500点台に1ー2挑戦する
(よくても2局くらいしか指せない/場合によってはゼロである)
31:1の比率で負けてもいいので1900点の棋力があれば2200点台に乗る
ただし1900点の棋力がない間は3桁になってしまうのでやめたほうがいい
あとは2200点になってから偶然3回勝てば2300の最高点になる
おおむね4段ではじめると100局指したときに2330が最高値くらい
30勝する頃にはいつのまにか1900しかなかった棋力が2300点になってた
もっとも普通に指してるのはまだ2000点を超えてないが・・・・・

格上に挑戦するのは上達を目指す上では近道になると思うが、格上ばかりとやるのが良いかというと疑問はある。普通にやったら勝ち目が無いので、一発狙いだけの棋風にならないよう注意は必要だ。あと負け続けるとモチベーション維持も大変...

同レベルの相手とも対局して、相手のミスを確実に咎めるような指し方も必要だと思う。対戦相手のレベルはバランスを取りながらやったほうが良いと思う。

また勉強法の「観戦記を書く」というのはブログ主も好きな方法でオススメ。以下にブログ主書いた観戦記サンプルを載せるので、興味があれば。

 

29:名無し名人
08/08/21 11:54:59 q/rjTTrE
大学のとき24を知ってほぼ初心者から始めた(ルールは知ってた)
半年ちょい後に初段、二年後に三段、今は四段と五段を行ったりきたり
大学のときは当然深夜(早朝?)まで指してたし、定跡書も月に4冊くらい読みまくった
社会人になってからはあまり勉強してないけど(週将、世界をさらっと読むくらい)点数維持はしてる
思うに始めたての頃は生活崩壊しない程度に打ち込むことが必要かと…社会人には辛いですねw

ブログ主はこの方とかなり棋力の成長曲線が似ていると思う。

「始めての頃は生活崩壊しない程度に打ち込むことが必要」というのは、R2300以上を目指すのであれば必要かもしれない。

逆にある程度の土台ができたら、打ち込むペースは落としてもR2300を十分目指せると思う。

 

33:名無し名人
08/08/21 12:14:45 F+r998qf
重要なのは年齢よりも、将棋に打ち込むまとまった
時間が取れるかどうかだと思う。

だから、職業が自宅警備の人は、20代後半位から将棋を
覚えても2300に到達できる可能性はあるんじゃないかな。

この人も同じことを言っているが、「まとまった時間をとること」は、R2300以上を目指す上で必須かもしれない。

ブログ主の知人にも自宅警備で毎年のように強くなってる奴、居ます。

 

72:名無し名人
08/08/22 00:45:09 PYfgh2PG
俺も書いてみるぜ。

【年齢】25
【将棋歴】8年目
【2300到達時の年齢】20だか21の頃。始めた当初は13級で現最高Rが2600台
【勉強法・勉強時間】通学時と寝る前には必ず詰将棋を解いていた。年間ノベ数千題程度。
戦法は四間飛車一つにほぼ絞ってひたすら研究した(プロの棋譜もたくさん暗記した)
ただし高段になった頃にはもうそれなりに何でも指せた。
24の対局はそこそこ、感想戦は滅多にしなかったけどなるべく常に格上と指してた。
【お勧め棋書】詰将棋全般。森下の対振り飛車熱戦譜。ていうか棋書はハズレが少ないからたくさん嫁。
【アドバイス、その他】勉強法は人それぞれで自分に合ってるのを探せばいいと思うが
年中何かしらの形で将棋に触れ続けてることが一番大事のような気がする。
詰将棋とか棋譜並べも苦にしないで楽しく続けられる人が強くなるはず。

 「勉強法は人それぞれで自分に合ってるのを探せばいい」には完全に同意。

詰将棋を全くやらないのに六段、七段なんて人も居るし、勉強法に正解はないから、自分が苦にならない勉強法を見つければ良いと思う。

「年中何かしらの形で将棋に触れ続けてることが一番大事」にも同意。実戦を指してなくても観戦すれば頭が勝手に考えるから衰えにくいだろうし。

 

73:名無し名人
08/08/22 01:05:36 OMHpZleW
俺も書くか。>>6に近いけど

【年齢】22
【将棋歴】6年
【2300到達時の年齢】19
【勉強法・勉強時間】2300までは24と詰将棋だけだった
【お勧め棋書】何でもいいから詰将棋棋譜並べをたくさんやる
【アドバイス、その他】24で格上とやり続ければ才能の限界までは強くなれるかと。
あとは詰将棋棋譜並べなどの勉強でどれだけ上積みできるか。

R2300に到達した人は「 格上に挑む」「詰将棋」の2点を意識している人が多いと思う。

 

109:名無し名人
08/08/22 23:45:34 NG/73x2k
>>102
でも確信したよ
とりあえず俺はこの4名以上の努力はしてない
よって2300には到達してない
その割には時間だけは使ってる
要するにアレだw
辛いのとか苦しいのとか嫌いなんだ
集中力の問題か、単にめんどくさいからやらないだけか
それも含めて才能なので、結論としてはやるしかないな

ブログ主の場合、「辛いことや苦しいことも我慢して頑張って強くなった」という感覚はないかな。

詰将棋にしても棋譜並べにしても、強くなるために我慢してやっているという感覚はなくて、それ自体を楽しんでやっているって感じ。

辛い、つまらないと思うような勉強はやめたほうが良いと思う。

 

いくつか見てきたが、今回はこのあたりにしておこう。

そのうちPart2作るかもしれない。