読む力を養う詰将棋問題集(8)
前回に引き続き、詰将棋の問題集を作ってみた。
※作成経緯は初回記事の冒頭にまとめているので、興味がある方はご覧ください。
※正解は1通りではなかったり、また駒余りの場合もある「詰む将棋」であることをご了承いただきたい。
問題71(詰めチャレ難易度:2660)
問題72(詰めチャレ難易度:2353)
問題73(詰めチャレ難易度:2298)
問題74(詰めチャレ難易度:2415)
問題75(詰めチャレ難易度:2197)
問題76(詰めチャレ難易度:2533)
問題77(詰めチャレ難易度:2372)
問題78(詰めチャレ難易度:2297)
問題79(詰めチャレ難易度:2249)
問題80(詰めチャレ難易度:2303)
中盤・終盤力を磨く次の一手問題集(9)
前回に引き続き、自分の将棋を題材にした次の一手の問題集を作ってみた。
※作成経緯は初回記事の冒頭にまとめているので、興味がある方はご覧ください。
問題81:終盤の問題(32)
【先手:相手 後手:babsho】
▲4六金と攻め駒を足したところ。終盤で手番を握った後手はどう指す?
問題82:中盤の問題(50)
【先手:babsho 後手:相手】
▽9五歩と突いた局面。同歩も考えられる局面ではあるが、ここは攻めに行く手を考えてみてほしい。
問題83:中盤の問題(51)
【先手:babsho 後手:相手】
▲2四歩▽同歩となった局面。先手はここでどう指すか?
問題84:中盤の問題(52)
【先手:babsho 後手:相手】
▽1三角と覗き、次に▽4五歩からの攻めを狙ってきた局面。どう対処する?
★本手順のように先に桂で取り、すぐに取り返さないのは汎用的な受けだ。
問題85:終盤の問題(33)
【先手:babsho 後手:相手】
いま後手が▽6四歩と受けた局面。
先手はどう攻めていくか。
問題86:中盤の問題(53)
【先手:babsho 後手:相手】
地下鉄飛車を狙った先手に対し、▽5四角と打って香上がりを牽制してきた。
地下鉄飛車にこだわるとしたら、先手はどう指すか?
問題87:中盤の問題(54)
【先手:相手 後手:babsho】
▲7三銀と飛車・金の両取りをかけた局面。
強い戦いに持ち込む順を考えたい。
問題88:中盤の問題(55)
【先手:babsho 後手:相手】
▲4五歩に▽3三銀と引いた局面。先手の次の一手は?
問題89:中盤の問題(56)
【先手:babsho 後手:相手】
後手が▽3八角成と馬を作ったところ。
先手は攻め駒不足を解消したいところだ。
問題90:終盤の問題(34)
【先手:babsho 後手:相手】
▲4ニ角に対して▽3ニ飛と粘りの一手を放ってきた。
ここで決め手を放ちたい。
読む力を養う詰将棋問題集(7)
前回に引き続き、詰将棋の問題集を作ってみた。
※作成経緯は初回記事の冒頭にまとめているので、興味がある方はご覧ください。
※正解は1通りではなかったり、また駒余りの場合もある「詰む将棋」であることをご了承いただきたい。
問題61(詰めチャレ難易度:2352)
問題62(詰めチャレ難易度:2386)
問題63(詰めチャレ難易度:2301)
問題64(詰めチャレ難易度:2458)
問題65(詰めチャレ難易度:2311)
問題66(詰めチャレ難易度:2402)
問題67(詰めチャレ難易度:2022)
問題68(詰めチャレ難易度:2299)
問題69(詰めチャレ難易度:2260)
問題70(詰めチャレ難易度:2334)
次の問題集はこちら
【追体験で上達する】受けと凌ぎの技術(1)
高段者の実戦を追体験して、強い人の考え方やテクニックを学んでいこう。
やみくもに棋譜を追いかけるのではなく、何かテーマを決めて閲覧することで確実に技術が身についていく。今回は「受けと凌ぎの技術」というテーマで見ていきたい。
一局のうちポイントの局面を抜粋した問題形式になっている。観戦記のように気楽に読んでいただくだけでも効果があるが、意欲のある方は指し手を考えながら進んでいただくと、より棋力向上が期待できる。
追体験の教師(--tw--氏)
将棋倶楽部24の超強豪プレイヤー。
2021年7月現在、レーティング3212という脅威の点数を誇る。
手厚い攻めと受けはアマチュアにとって教科書となる将棋である。
追体験問題(全9問)
※本記事は--tw--氏ご本人の解説ではなく、ブログ主独自の考察である旨をご留意の上、読んでいただけますと幸いです。
問題1:本格的な戦いの前にすべき突き捨て
【問題図1:▽6五銀 まで】
居飛車穴熊 対 振り飛車ミレニアムの対局。いま後手が▽6五銀とぶつけて仕掛けてきたところで、ここから本格的な戦いがはじまりそうだ。
開戦の前に必ずいれておきたい一手は?
問題2:相手の攻めを催促する
【問題図2:▽6五桂 まで】
正解図1から▽同歩▲6五銀▽同桂と進んだ。
反撃しながら後手の攻めをうまく催促する手順がある。(3手)
問題3:攻めの軸となる駒に働きかける
【問題図3:▽6四歩 まで】
正解図2以下▽6四歩として桂取りを防いできた。
銀を打ってからの先手の継続の狙いは?
問題4:目標となりそうな駒を事前に逃げる
【問題図4:▽5七歩 まで】
正解図3以下▽8八角成▲同金▽5七歩と進んだ。
次に▽5八銀と食いつく手を狙っているため、その狙いを緩和したい。
問題5:攻め駒不足を解消させない
【問題図5:▽2三飛 まで】
正解図4から▽5八銀▲同金▽同歩成▲同飛▽2三飛と進んだ。
攻め駒不足の後手は成銀取りを狙いながら飛車の活用を狙ってきた。
飛車の活用を防ぎながら成銀取りを防ぐ手順を考えたい。(3手)
問題6:攻め駒の侵入を許さない受け
【問題図6:▽5七桂成 まで】
正解図5から▽6九銀▲2八飛▽5七桂成と進んだ。
次に▽6七成桂から▽7八金を狙われると厄介だ。それを阻止する受けを考えたい。
問題7:攻め駒の侵入を許さない受け2
【問題図7:▽5八銀 まで】
正解図6から▽同銀成▲同金▽5八銀と進んだ。
やはり次の狙いは▽6七成桂なので、それを防ぐ手を考えたい。
問題8:攻防の活用
【問題図8:▽4七銀成 まで】
正解図7から▽同成桂▲同金▽4七銀成と進んだ。
相手の攻め駒を撤退させることに成功し、現局面の形勢ははっきり先手良しである。
ここから本格的な反撃の前に、入れておきたい一手がある。
問題9:満を持しての攻め
【問題図9:▽1ニ飛 まで】
正解図8から▽1ニ飛と進んだ。
満を持して反撃の一手を指そう。
今回の「受けと凌ぎの技術」まとめ
- 受けの際は相手の軸となる駒を見極め、働きかけを行う。
- 狙われそうな駒(特に大駒)は事前に逃げておく。
- 攻め駒の侵入を許さないために、囲いを崩して受けることも重要。
今回の題材棋譜
「将棋倶楽部24でR2300になる法」に対する所感
相当前になるが、2ちゃんねるの掲示板に「将棋倶楽部24でR2300になる法」というスレッドがあった。少なくとも10年以上前で、ブログ主が将棋にのめり込んでいた時期にR2300を目指す際の参考にしていた記憶がある。
スレッドにはR2300になるためにやったことや、勉強法などについて書かれており、ためになる投稿もあったりする。R2300に到達した立場から、スレッドの投稿について所感を述べてみたいと思う。
【ブログ主の将棋歴】
以下、「将棋倶楽部24でR2300になる法」より抜粋
6:名無し名人
08/08/20 19:31:08 HS7KZFqw
【年齢】20代前半
【将棋歴】5~6年
【2300到達時の年齢】19
【勉強法・勉強時間】定跡の研究と詰将棋がほとんど
【お勧め棋書】四間飛車を指しこなす本(初段まで)、最前線シリーズ(初段以上)
【アドバイス、その他】若いうちに詰将棋たくさん解いておくのが良いかと
詰将棋たくさん解いておくのが良いのは同意。実戦はノリで指しても勝てることがあるけど、詰将棋はちゃんと考えないと解けないから考える癖がつく。
ブログ主は定跡はガチガチに勉強しなかったけど、R2300超えてる人は結構ガチガチに定跡暗記したりする人も多い。ここら辺は人によるかも。
12:名無し名人
08/08/20 21:55:24 SwG1lugk
【年齢】 30代後半
【将棋歴】 将棋を覚えたのは中1。将棋にハマりだしたのは30歳のとき
【2300到達時の年齢】 ごく最近
【勉強法・勉強時間】 ネット将棋で対局と高段者観戦
【お勧め棋書】 羽生の終盤術1巻、先崎の順位戦泣き笑い
【アドバイス、その他】 将棋は好きだったが
10代20代のころは月1~2回道場へ通う程度。
大会等は出たこともなかった。
それが将棋倶楽部24に出会ってハマってしまった。
若い人と違って強くなるスピードは遅かったと思うが
毎日課題をもって指したり観戦したりしたのが良かったと思う。
(ちなみに30歳のころはR1900だった)
毎日夜中PCに座り込む俺を、嫁と娘は将棋バカと呼んでます…
30歳から本格着手でR2300到達は凄いし、社会人から始めた人には励みになると思う。ただ「30歳のころはR1900だった」とあるように、既にR2300を目指す土台ができていたのは大きいように思う。実際はここまでが結構なハードル。
「毎日課題をもって指したり観戦したりしたのが良かった」には大きく同意。上達を目指すのであれば、これは何歳だろうがやったほうが良い。
16:名無し名人
08/08/20 23:17:34 lYb2j2Km
【年齢】 30代中半
【将棋歴】 10年
【2300到達時の年齢】 30代前半
【勉強法・勉強時間】 6段以上の1分将棋の観戦をしながら観戦記を書く
ただしまわりの迷惑にならないように直通で自分に送信する
【お勧め棋書】 羽生の頭脳(左美濃):先手3間飛車破り
【アドバイス、その他】 ひたすら6段に挑戦すること
1日に2時間張り付いて2500点台に1ー2挑戦する
(よくても2局くらいしか指せない/場合によってはゼロである)
31:1の比率で負けてもいいので1900点の棋力があれば2200点台に乗る
ただし1900点の棋力がない間は3桁になってしまうのでやめたほうがいい
あとは2200点になってから偶然3回勝てば2300の最高点になる
おおむね4段ではじめると100局指したときに2330が最高値くらい
30勝する頃にはいつのまにか1900しかなかった棋力が2300点になってた
もっとも普通に指してるのはまだ2000点を超えてないが・・・・・
格上に挑戦するのは上達を目指す上では近道になると思うが、格上ばかりとやるのが良いかというと疑問はある。普通にやったら勝ち目が無いので、一発狙いだけの棋風にならないよう注意は必要だ。あと負け続けるとモチベーション維持も大変...
同レベルの相手とも対局して、相手のミスを確実に咎めるような指し方も必要だと思う。対戦相手のレベルはバランスを取りながらやったほうが良いと思う。
また勉強法の「観戦記を書く」というのはブログ主も好きな方法でオススメ。以下にブログ主書いた観戦記サンプルを載せるので、興味があれば。
29:名無し名人
08/08/21 11:54:59 q/rjTTrE
大学のとき24を知ってほぼ初心者から始めた(ルールは知ってた)
半年ちょい後に初段、二年後に三段、今は四段と五段を行ったりきたり
大学のときは当然深夜(早朝?)まで指してたし、定跡書も月に4冊くらい読みまくった
社会人になってからはあまり勉強してないけど(週将、世界をさらっと読むくらい)点数維持はしてる
思うに始めたての頃は生活崩壊しない程度に打ち込むことが必要かと…社会人には辛いですねw
ブログ主はこの方とかなり棋力の成長曲線が似ていると思う。
「始めての頃は生活崩壊しない程度に打ち込むことが必要」というのは、R2300以上を目指すのであれば必要かもしれない。
逆にある程度の土台ができたら、打ち込むペースは落としてもR2300を十分目指せると思う。
33:名無し名人
08/08/21 12:14:45 F+r998qf
重要なのは年齢よりも、将棋に打ち込むまとまった
時間が取れるかどうかだと思う。だから、職業が自宅警備の人は、20代後半位から将棋を
覚えても2300に到達できる可能性はあるんじゃないかな。
この人も同じことを言っているが、「まとまった時間をとること」は、R2300以上を目指す上で必須かもしれない。
ブログ主の知人にも自宅警備で毎年のように強くなってる奴、居ます。
72:名無し名人
08/08/22 00:45:09 PYfgh2PG
俺も書いてみるぜ。【年齢】25
【将棋歴】8年目
【2300到達時の年齢】20だか21の頃。始めた当初は13級で現最高Rが2600台
【勉強法・勉強時間】通学時と寝る前には必ず詰将棋を解いていた。年間ノベ数千題程度。
戦法は四間飛車一つにほぼ絞ってひたすら研究した(プロの棋譜もたくさん暗記した)
ただし高段になった頃にはもうそれなりに何でも指せた。
24の対局はそこそこ、感想戦は滅多にしなかったけどなるべく常に格上と指してた。
【お勧め棋書】詰将棋全般。森下の対振り飛車熱戦譜。ていうか棋書はハズレが少ないからたくさん嫁。
【アドバイス、その他】勉強法は人それぞれで自分に合ってるのを探せばいいと思うが
年中何かしらの形で将棋に触れ続けてることが一番大事のような気がする。
詰将棋とか棋譜並べも苦にしないで楽しく続けられる人が強くなるはず。
「勉強法は人それぞれで自分に合ってるのを探せばいい」には完全に同意。
詰将棋を全くやらないのに六段、七段なんて人も居るし、勉強法に正解はないから、自分が苦にならない勉強法を見つければ良いと思う。
「年中何かしらの形で将棋に触れ続けてることが一番大事」にも同意。実戦を指してなくても観戦すれば頭が勝手に考えるから衰えにくいだろうし。
73:名無し名人
08/08/22 01:05:36 OMHpZleW
俺も書くか。>>6に近いけど【年齢】22
【将棋歴】6年
【2300到達時の年齢】19
【勉強法・勉強時間】2300までは24と詰将棋だけだった
【お勧め棋書】何でもいいから詰将棋と棋譜並べをたくさんやる
【アドバイス、その他】24で格上とやり続ければ才能の限界までは強くなれるかと。
あとは詰将棋と棋譜並べなどの勉強でどれだけ上積みできるか。
R2300に到達した人は「 格上に挑む」「詰将棋」の2点を意識している人が多いと思う。
109:名無し名人
08/08/22 23:45:34 NG/73x2k
>>102
でも確信したよ
とりあえず俺はこの4名以上の努力はしてない
よって2300には到達してない
その割には時間だけは使ってる
要するにアレだw
辛いのとか苦しいのとか嫌いなんだ
集中力の問題か、単にめんどくさいからやらないだけか
それも含めて才能なので、結論としてはやるしかないな
ブログ主の場合、「辛いことや苦しいことも我慢して頑張って強くなった」という感覚はないかな。
詰将棋にしても棋譜並べにしても、強くなるために我慢してやっているという感覚はなくて、それ自体を楽しんでやっているって感じ。
辛い、つまらないと思うような勉強はやめたほうが良いと思う。
いくつか見てきたが、今回はこのあたりにしておこう。
そのうちPart2作るかもしれない。
読む力を養う詰将棋問題集(6)
前回に引き続き、詰将棋の問題集を作ってみた。
※作成経緯は初回記事の冒頭にまとめているので、興味がある方はご覧ください。
※正解は1通りではなかったり、また駒余りの場合もある「詰む将棋」であることをご了承いただきたい。
問題51(詰めチャレ難易度:2247)
問題52(詰めチャレ難易度:2314)
問題53(詰めチャレ難易度:2316)
問題54(詰めチャレ難易度:2422)
問題55(詰めチャレ難易度:2370)
問題56(詰めチャレ難易度:2402)
問題57(詰めチャレ難易度:2322)
問題58(詰めチャレ難易度:2202)
問題59(詰めチャレ難易度:2017)
問題60(詰めチャレ難易度:2296)
次の問題集はこちら
【追体験で上達する】攻めを繋ぐ技術(1)
高段者の実戦を追体験して、強い人の考え方やテクニックを学んでいこう。
やみくもに棋譜を追いかけるのではなく、何かテーマを決めて閲覧することで確実に技術が身についていく。今回は「攻めを繋ぐ技術」というテーマで見ていきたい。
一局のうちポイントの局面を抜粋した問題形式になっている。観戦記のように気楽に読んでいただくだけでも効果があるが、意欲のある方は指し手を考えながら進んでいただくと、より棋力向上が期待できる。
追体験の教師(--tw--氏)
将棋倶楽部24の超強豪プレイヤー。
2021年7月現在、レーティング3212という脅威の点数を誇る。
手厚い攻めと受けはアマチュアにとって教科書となる将棋である。
追体験問題(全9問)
※本記事は--tw--氏ご本人の解説ではなく、ブログ主独自の考察である旨をご留意の上、読んでいただけますと幸いです。
問題1:戦機を捉える仕掛け
【問題図1:▽3ニ玉 まで】
矢倉戦で、後手が▽3ニ玉と入場した局面。先手が通常の矢倉なのに対して、後手は土井矢倉と呼ばれる構え。バランスは良いが上部に対する耐久力には不安がある。
このまま▲6八角と囲っても1局だが、土井矢倉の上部の薄さを捉えてこちらから仕掛ける手を考えてみよう。(3手)
問題2:厚み負けしない攻撃陣を築く
【問題図2:▽4四銀 まで】
正解図1から▽4四銀と対応した。
後手の守備駒の厚みに負けないよう、攻めの体制を築こう。
問題3:攻め駒の価値を見極める
【問題図3:▽3五歩 まで】
もし正解図2から▽3五歩とされたら、どう攻めていくか。
問題4:攻めをより厳しくする小技
【問題図4:▽8五歩 まで】
実戦は正解図2より▽6五歩▲同歩▽8五歩と進んだ。
本格的な戦いの前に、攻めの威力を高めるための小技を効かせたい。(3手)
問題5:軽い攻めと厚みのある攻めの違い
【問題図5:▽3三金 まで】
正解図4から▽同角▲3四歩▽同金▲3五歩▽3三金と進んだ。
▲4五銀と▲4五桂の2択だが、どちらで行くか。
問題6:攻め駒不足を解消する遊び駒の活用
【問題図6:▽4三金右 まで】
正解図5以下、後手は▽4三金右として▲3四歩に備えた。
攻め駒不足解消のために、遊び駒を活用しよう。
問題7:守り駒を剥がす攻め
【問題図7:▽4四金左 まで】
正解図6以下、▽4五銀▲同桂▽4四金左と進んだ。
守り駒を剥がすように攻めていこう。
問題8:受けの勝負手を未然に防ぐ
【問題図8:▽3四同金 まで】
正解図7より▽同金上▲同歩▽同金と進んだ。
少し前に活用した角を使って攻めたいところだが、その前に一工夫を。
問題9:敵陣への侵入を決める
【問題図9:▽4三同玉 まで】
正解図8以下、後手は▽4一歩ではなく▽4三同玉と対応した。
確実に攻めていこう。
今回の「攻めを繋ぐ技術」まとめ
- 相手の守備陣に厚み負けしない攻撃陣を構築しよう。
- 攻めに厚みを持たせたいなら、桂ではなく銀を押し上げる攻めをしよう。
- 攻め駒不足解消のカギは遊び駒の活用。特に大駒は優先的に活用しよう。